この度、新型コロナウイルスの影響で延期しておりました劇団綺畸2020年度夏公演『鯨の鱗』の上演を中止する運びとなりました。
今年の４月、本来６月に上演予定だった夏公演の延期を決め、それ以降も前向きに少しずつ準備し続けてきましたが、
①大学からのサークル活動再開における新しい方針により、公演に向けてのオフラインでの準備、予定していた形での上演が困難になった状況
②ここ数日の新型コロナウイルス感染拡大や、小劇場などでの感染の事例が発生している状況
を受けまして、劇団内で協議を行い、「劇団綺畸として『鯨の鱗』という作品を上演したいという思い」と「観劇に来てくださるお客様や、公演関係者の皆様、座組の不安の払拭や十分な対策」の両立は難しいと判断したため、やむなく公演中止という決断に至りました。
公演を楽しみにされていましたお客様、関係者の皆様におかれましては、期待を裏切るような結果となってしまったこと、またご心配、ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
何卒ご理解賜りますようお願い致します。
劇団綺畸の今後のために今できることを座組と協力して探りながら、次回公演でレベルアップした姿を皆様にお見せできるよう精進して参ります。
今後とも劇団綺畸をよろしくお願い致します。
2020年7月17日
主宰の河岡純です。
この度、夏公演を中止させていただくことになりました。誠に申し訳ございません。
何よりもまず、お客様や関連する全ての関係者の健康と安全を最優先に協議し、大変残念ではございますが決断を致しました。
今年は3月の新人公演を中止し、新歓活動も例年通りの形で行うことができませんでした。さらには延期した夏公演さえ中止という判断をせざるを得ない昨今の状況は、大変なものだと改めて痛感しております。
新型コロナウイルスの1日も早い終息を心よりお祈り申し上げます。
なお、次回公演に関しましては着々と準備を進めて参ります。どうぞご期待いただきたく存じます。
今後とも、劇団綺畸を末永くよろしくお願い申し上げます。
主宰・河岡純
劇団綺畸夏公演、作演出の西村です。
今回、夏公演は中止となりました。ご期待に応えられず誠に申し訳ありません。結果として『鯨の鱗』は上演できませんでしたが、その分この中止に至るまでの期間、作品と長時間ゆっくり向き合えたり中止に至るまでに様々なことを感じたりと普段の公演ではできない珍しい経験をしました。僕としてはこの貴重な時間を胸に新たなことに挑戦していけたらと思っています。
このような不安定な状況下ではありますが、今後とも劇団綺畸をよろしくお願いします。